会社を辞めたいと思いつつも、辞めたい事を上司に相談するどころか、いつ辞めようか考えることをせずに、だらだら働き続けている人は案外多いんじゃないでしょうか?
正直、休日は休日でゆっくりしたいし、仕事終わりなんてもってのほかってくらい転職の事なんて考える余裕がないし、なかなか辞めれないのも無理ないです。
よっぽど辞めたいという気持ちがあれば別ですが、会社を辞めてしまったら収入が無くなるわけですし、ただ辞めたいと思い悩むくらいで行動に移すことは難しいでしょう。
今回は、会社を辞めたいのに辞めれないというまるでアリ地獄に落ちてしまったようなあなたを救い出す方法をお話していきます!
今回の読みどころ! さらっと5分程で読めて、読み終われば会社を辞めるために動き出せるようになる。
いつ辞めるか決めよう!
一番良くないのはいつ辞めるか曖昧なままにしておくことです。
辞めようと考えているのに、具体的にいつ辞めるか決めないなんて、まさしく先の見えない闇みたいなもので、いつ辞めれるのかも分からないまま不安が押し寄せるだけです。
ですので、辞めたいのであれば何月の何日に辞めるのか具体的に決めましょう。
退職を考えている人
退職を考えている人
こー吉
こー吉
退職を考えている人
え?いや、なんとなく・・・。引継ぎとかもあるし、これくらいかなぁって。
こー吉
こー吉
何故なら、どうしてその日に辞めたいのか明確な理由がないので、何かちょっとした事があれば簡単に期限を延ばしてしまったり、守らなくなってしまうからです。
例えば、新卒で入ったものの仕事が合わず、すぐに辞めたいと思ったとします。
とりあえず1年は働こうと思い、1年後に辞めようと決めますが、辞めると決めた日が近づく頃には、どんどん仕事に慣れていき、それに伴って仕事も増えていくので仕事が片付かず、今辞めるのはタイミングが悪いしあと3ヶ月辞めるのを伸ばそうと考えてしまったり、1年も経てば職場にも馴染めてくる頃なので、なんだかんだまだ働けるなと思ってしまいます。
退職を考えている人
辞める日にちを変えても結果は同じで、半年が近づくにつれて、やっと研修期間も終わったところだしもう少し様子をみようと、何かと先延ばしにしてしまうのが関の山でしょう。
新卒を例にして挙げましたが、何年も勤めている場合の方が、仲の良い職場の人がいたり、任せられている仕事もあったりで余計に辞め辛くなっているはずです。
つまり、何が何でも辞めてやると強い意志を持っている人は、期限を決めるだけでも辞めれると思いますが、そうでない人だとなかなか決めた日にきっちり辞めるというのは難しいという事です。
でもそれは無理もない事で、人はめんどくさい事は何かと理由をつけて先延ばしにしてしまうもので、現状を維持する事にこだわり、出来る事なら現状を変化したいとは思いませんからね。
僕自身も12月末に辞めると9月から決めていたのに、結局は3月まで伸びてしまいました。(笑)
ですので、なぜその日に辞めたいのか明確な理由を見つける事が大事です。
ただ、この理由を決めるというのが案外難しいんですよね。
退職を考えている人
今の会社がとにかく嫌だから辞めたいと思っているだけで、辞めた後は転職することしか考えてないしなぁ。
という人もいるかと思います。
そこでオススメしたいのが、この日に辞めるという考えではなく、◯◯円貯まったら辞めるという考えです。
何故その考えが良いのか解説していきます。
いくら貯金するまでは辞めないと決めよう!
まず、この方法を採用する場合、ギリギリ貯めれるか貯めれないか分からない金額に設定しましょう。
簡単に貯まる金額、現実的に貯まるのが厳しい金額を設定してしまった場合、効果が見込めない可能性が高いからです。
何故この方法が良いのかというと、決めた金額を貯金するまでは絶対に会社を辞めないぞと決心すれば、その金額を貯める事が目標となり、早く辞めたいと強く願う程、必然的にお金を節約して貯金が貯まるようになりますし、何よりも毎日の生きがいが出来るので、ただ辞める日まで無駄に過ごす事がなくなるからです。
そして、早く貯めないといつまで経っても辞めることが出来ないので、毎日どうすれば効率良く貯金できるか考えるようになり、そのうち会社が嫌だとか憂鬱な事を考えることも減ってきます。
次第に副業を始めたり、投資を始めたりと、色々新たな稼ぐ手段を見つけたり、稼ぐためのアンテナを張るようにもなってくると思いますので、ただ会社を辞めたいというネガティブな事だけを考えて生きていくのではなく、ポジティブに生きていけるようにもなります。
この方法の1番のメリットは、しばらくは何もせずに余暇を過ごせる事と、ある程度貯金をして会社を辞める事になるので、退職後の生活にも余裕が生まれて、転職活動を焦ってしまったばかりに、また自分とマッチしない会社やブラックな所に転職してしまうというような事がかなり減る事です。
あえてしばらくの期間はアルバイトも何もしない事によって、自分はこの先の将来をどうしたいのか、その将来を実現するためには何が必要なのか、転職するならどんな職種でどんな職場ならやりがいを持って楽しく続けれそうかといった、自分を見つめる時間をゆっくりつくる事ができます。
かく言う自分も、新卒で入った会社が仕事も合わない上にブラックだったので、わずか1年足らずで会社を辞めて、しばらくは家に引きこもってひたすら今後の人生について考えました。(笑)
そこで考えついたのが、ご飯を食べていくため、生活費を稼ぐためにする仕事、
つまり「ライスワーク」ではなく、自分の人生と言っても過言ではないくらいの生きがいを持てるような仕事、分かりやすく言えば時間やお金を気にする事なく没頭出来るような仕事、
つまり「ライフワーク」を目指して次の仕事を探そうということでした。
そして、今はこのようにブログを書きながら、自分に合うお金の稼ぎ方は何かを模索している最中です。(笑)
ここまでお読み頂いて、辞めるために動き出そうと考えられた方で、僕のように会社を辞めて当分の間は何もしないつもりであれば、失業手当を貰いましょう。
実はこの失業手当には、辞める前に知らないと損をする事がありますので、次回の記事でそちらについて詳しくお話ししていきます。
まとめ
今回の話を要約すると、
・辞めたいと思いつつも辞めるための行動に移せない人は、まずいつまでに辞めたいのか、何故その日に辞めたいのかを考えましょう。
・何故その日に辞めたいのか思いついた人も思いつかなかった人も、決められた金額を貯金するまでは辞めないと決めましょう。
ポイントとしては、普段通りに生活していたらいずれ稼げるような金額には貯金額を設定しない事です。
分かりやすく一例を挙げてみましょう。
例:1年後に辞めたくて、手取りが20万円。
そこから毎月の平均で、手元に残っているのが10万円としましょう。単純に考えて1年後には120万円貯まっている計算になります。その場合は、150万円貯まるまでは辞めないと決める。元々、毎月ギリギリまで切り詰めて10万円しか手元に残らないという場合は、目標貯金額を150万円より下げても大丈夫です。
要は1年後に辞めたいのであれば、その1年後にギリギリ貯まるか貯まらないか分からない金額に設定する事が肝心です。
あとこれは内緒なのですが、ぶっちゃけ予定していた辞めたい日までに目標の金額が貯まっていなくても問題ないです。
その日が過ぎても、否が応でも貯金し終えるまで辞めないと意地になっているはずですから。(笑)
とにかく、絶対にこの金額を貯金するまでは辞めないという強い意志を一貫して持ちましょう。
その意思が折れないために、無謀な金額には設定しないという事が大事になってきます。
せっかく時間を割いてここまで読んだわけですから、その時間を無駄にする事なく、今すぐに以上の事を実践してみて下さい!
それでは、あなたがお早めに会社を辞めれる事を期待しております。