今すぐ仕事から逃げ出したいくらい精神的に辛い。
けど、周りは頑張っているのに自分だけ逃げるのは甘えな気がするし、どうしたら良いか分からない。
今回はこういったお悩みを解決するためにお話ししていきます。
結論、手遅れになる前にさっさと逃げた方が良いです。
・逃げることは正しいのか正しくないのか?
後先考えずに辞めるのはNG
毎日辛い思いをするくらい逃げたいと思っているのならすぐにでも逃げた方がいいですが、後先考えずに勢いで決断するのはやめましょう。
辛い気持ちが強ければ強いほど冷静な判断ができないですが、逃げ方によっては転職ができなくなる可能性もあります。
逃げ方が今後の自分の人生を変える
人によって会社から逃げるための行動は変わってくると思います。
・きちんと会社の規律にしたがって辞める人
今すぐ逃げ出したい気持ちは分かりますが、前者のような行動は会社や仕事仲間に迷惑がかかるだけではなく、今後の人生にも影響してきます。
え、どういうこと?
バックレるというのは会社側からすると無断欠席になりますよね。
無断欠勤を2週間続けると「懲戒解雇」になる可能性が高く、そうなると再就職ができなくなります。
詳しく解説すると、懲戒解雇とは普通の解雇と違い、会社からのペナルティとして最も重い処分となります。
履歴書への記載義務がないとはいえ、人事担当者が採用時に前の職場へ退職理由の確認をすることは珍しくありません。
また、採用面接で前職の退職理由を問われた場合、解雇事由に関して嘘をつけないので、懲戒解雇された経歴があることを隠すのは難しいです。
(参照:https://www.kaonavi.jp/dictionary/punitive-dismissal/)
ただし、以下のことが原因で無断欠勤になったという場合は解雇されることはありません。
・精神疾患が原因の場合
ですので、上記以外の理由で逃げたいという場合は、しっかり正当な退職手続きを踏むようにしましょう。
仕事から逃げる=人生から逃げるではない
逃げる行為に良いも悪いもない
正しい逃げ方であれば、仕事から逃げることは悪いことではありません。
それなのに逃げたくてもなかなか行動に移せないのにはいくつか理由があります。
1つは「逃げる」という行為自体によくないイメージがあるからです。
本来逃げるという行為は自分の身に危険を感じた時に取る行動なので、良いも悪いもありません。
しかし、会社という集団に属しているなかで自分1人だけが逃げるという行動を取るのはどうしても甘えだと思ってしまったり、気が引けてしまうものです。
そこで、どうしても逃げるということに罪悪感がある場合はこう考えてみてはいかがでしょうか。
「逃げる」と言うと主体的なニュアンスになり、まるで自分に非があるかのような印象を持ってしまいますが、「逃れる」なら客観的なニュアンスになるので、後ろめたい気持ちは軽減されると思います。
逃げる前に、逃げた後のプランを決めておく
逃げたくてもなかなか行動に移せない理由の2つ目は、逃げた後のプランが決まっていないということです。
逆に言えば、逃げた後のプランさえ決まっていればいつでも逃げれるということでもあるので、今の会社を辞めたからといって今後の人生が終わるわけではありません。
むしろ今よりもより良い人生を歩んでいける可能性の方が高いです。
逃げるということは今働いている会社を辞めるわけなので、当然収入が途絶えてしまい、生活が出来なくなってしまいます。
それを恐れてなかなか逃げることができないわけですが、
・副業を始めて会社員以外の収入源を作っておく。
といった今後のプランをきちんと立てておくことで、そういった不安は解消されます。
逃げを肯定するために何故逃げたいのかを明確にする
自分が逃げたいと感じたのなら逃げればいいし、逃げ方さえ間違えなければ今よりもマシな毎日を送れるはずです。
逃げる覚悟ができたのなら、どうして今の現状から逃げたいと思ったのか理由を明確にする必要があります。
逃げたい理由を明確にした方が良い理由①
そうなると一刻も早く辞めたいのにスムーズに退職手続きが進まないのでかなりモヤモヤした日々が続きます。
逃げたい理由を明確にした方が良い理由②
逃げたい理由が自分の中で定まっていないと、何が原因で逃げたいと思ったのかハッキリしていないので、せっかく転職したのにまた逃げたいと思うようになってしまうかもしれません。
まとめ
逃げたいと思っているときが1番の逃げ時です。
タイミングを逃すと逃げるに逃げれなくなったり、心の病にかかってしまうことも珍しくありません。
嫌な仕事、辛い仕事は例え我慢して働き続けてもいつか限界がきます。
今20代、30代だとしたら、少なくとも後40年以上は働き続けないといけません。
そんな気持ちでいつまでも働き続けるのはあまりにも過酷です。
どうしても今の仕事が耐えられないのであれば、「逃れる」という選択をして、自分に合った仕事をして楽しい人生を送っていきましょう。