今の会社を辞めようと思ってるけど、自分の判断が正しいか分からない・・・
今回はそういったお悩みを解決します。
結論、会社を辞めたいと思うのはどうしても自分が主軸になってしまうので、辞めるべきか辞めないべきかで悩んだときは自分目線で考えるのではなくて会社全体に目線を向けて考えるてみると良いです。
ですので、辞めるべき会社の特徴を全8項目に分けて解説しました。
残業が多い、休日が少ない、ハラスメントが横行しているなどの誰がどう考えても辞めた方が良いようなことはあえて省きました。
8項目中複数当てはまるようであれば辞める判断は正しいです。
それではいきましょう。
これが複数当てはまる会社は辞める判断をするのもアリ
①意思決定が遅い会社
急速に時代が変化していくなかで、素早く意思決定ができないようでは、遅かれ早かれ時代に取り残されていくでしょう。
そんな環境に身を置くと自分自身も時代に取り残されていることに気づかず、いつまでも古臭い慣習に囚われることとなります。
自分は大丈夫と思っていても、人は環境に左右されてしまうものなので、時代の変化と共に成長していきたいと考えている人は退職を検討すべきでしょう。
また、意志決定とは少し異なりますが、予測不可能な事態が起こったときの対応が遅い会社も辞める判断の指標にしても良いでしょう。
最近で言うとコロナ禍による対応です。
ピークになる前にリモートワークなどの何らかの策を講じた会社は意思決定が早く、今後同じように予測不可能な事態が起こっても柔軟に対応することでしょう。
一方で、何らかの対策を講じないといけないとは思いつつもまだ大丈夫だろうと対応を先延ばしにしていて、コロナ禍ピークの真っただ中になってようやく動き出すような会社は対応が遅いと言わざるを得ません。
コロナ禍に限らず対応が遅いと重大な損失が発生する場合もあります。
意思決定も対応も何をするにも判断が遅い会社は、組織として機能していない可能性が高いので、自分の会社が当てはまるか確認してみましょう。
②感謝や労いの言葉がない
あなたの職場では「ありがとう」が飛び交っていますか?
誰からも感謝をされないような仕事をしているというのはそれはそれで問題なのですが、いつも同じ職場で仕事をしていく仲間同士でも「ありがとう」が出ないのも問題です。
感謝や労いの言葉が出るのは誰かが誰かの役に立ったときだと思いますが、そういった言葉が出ないような職場は個人で仕事をする風土でない限り、良い環境とは言えません。
そのような環境下では自己充足感を得ることができないので、仕事に対する活力も次第になくなっていき、やる気のないどんよりとした職場になっていきます。
そんな職場に居たらどれだけ意欲を持って仕事をしていたとしても、周りの空気に流されてやる気なく淡々と仕事をこなしていくだけの日々になってしまうので、自分の居る職場は「ありがとう」が飛び交っているか意識してみましょう。
③社員を教育する体制が整っていない
端から教育をする気がないのか、する余裕がないのかどちらにしても会社側に問題があります。
どちらにしろ社員を捨て駒扱いしていることに変わりはないですし、スキルの向上も望めないので、教育体制が整っている会社に転職した方がスキルアップはしていけるでしょう。
④楽しいと思える時が1秒足りともない
一日の大半を過ごす会社で楽しいと思える瞬間がないのはただただストレスだけをため込む要因でしかありません。
ストレスがたまり続けると身体を壊すだけでなく人生そのものも楽しいと感じれなくなってしまいます。
休日は何のしがらみもなく自分の自由に使える時間なのに、会社でたまったストレスを発散して一日が終わるというのは非常に勿体ないです。
楽しいと思えるような会社はいくらでもありますので、全く楽しいと思えないのであれば転職をオススメします。
⑤うつ病になるくらいまで追いつめられる
社員をうつ病にさせるような会社はハッキリ言って社員を大切にしていない会社です。
実際にうつ病になっても知らんぷりで助けてくれない場合が多いです。
社員を捨て駒のように扱っている会社に自分の身を預けたくはないでしょう。
自分も実際にうつ病になるくらいまで追いつめられたことがありました。
同じ部署の先輩が次々と辞めていったことで、毎晩遅くまでサビ残しないといけないぐらいにまでどんどん仕事が増えていき、自分一人じゃ抱えきれなくなっていきました。
そんな状況で自分も辞めてしまったら会社がヤバいという謎の責任感と重圧に押しつぶされ、危うく好きでもない会社に殺されそうになったのですが、何とか退職まで足を運ぶことができました。
退職後に気になって他の部署に居る同期から話を聞くと、僕がいた部署はいつもと変わらないそうで、自分が気にかけていたことはちっぽけなことだったんだなと自分の影響力のなさに少し落ち込みながらもスッと肩の荷が下りて凄く気持ちが楽になったのを覚えています。
ですので、追いつめられてどうしようもなくなった時は、上司に相談してみてそれでも変わらない場合は思い切って会社を辞めるのが賢明です。
自分の身が第一です。
⑥AIやロボットでもできる仕事をしている
今後ますますAIやロボットが台頭してくるなかで、単純なデスクワークや資料整理、文字入力、機械操作などの事務的な仕事がメインの人、人よりもAIがやった方が作業効率が上がるような仕事をしている人はこの先仕事がなくなる可能性があります。
この先AIに取って代わるような仕事をしている場合は将来性に欠けるので辞めてしまっても問題ないでしょう。
⑦上司や先輩がつまらなさそうに仕事をしている
上司や先輩の仕事が将来の自分の仕事になるので、上司や先輩がどういう姿勢で毎日仕事に取り組んでいるかはよく観察しておくべきです。
言ってしまえば将来の自分の姿になるわけなので、観察してみてつまらなさそうなら早めに辞めて違う会社を探すのも一つの手です。
⑧上司を尊敬できない、ついていきたいと思える社長でない
その人の下で働くわけなので、その人に対してどう思うかは重要です。
何故なら、それが仕事のモチベーションに繋がるからです。
仕事が大変でもこの人のために頑張ろうと思えれば辛いことも乗り越えられるし、そうでないなら辛いことは辛いだけで、そこにあるのはしんどいという感情だけです。
また、上司や社長といった上の意見が絶対で、下の意見が一切通らないという場合はしんどいだけでなく、言いなりになるしかないのでやる気も感じられないでしょう。
あなたは上司のために、社長のために仕事をできますか?
まとめ
あなたの会社はいくつ当てはまったでしょうか?
おさらいとしてまとめます。
・感謝や労いの言葉がない
・社員を教育する体制が整っていない
・楽しいと思える時が1秒足りともない
・うつ病になるくらいまで追いつめられる
・AIやロボットでもできる仕事をしている
・上司や先輩がつまらなさそうに仕事をしている
・上司を尊敬できない、ついていきたいと思える社長でない
もちろんこれらはあくまで一例で、他にもあります。
以上を参考にして、ご自身で今一度会社全体に目線を向けてみましょう。
また、人間関係が原因で会社を辞めようか悩んでいる場合は、退職を決意する前にその人間関係を改善することができないかじっくり考えた方が良いです。
よっぽど辛ければ話しは別ですが、そうでない場合は退職して他の職場に移っても人間関係が上手くいく保証がないからです。
ですので、まずは今の職場で人間関係がよくない理由は何なのか、改善できる余地はあるのか一度考えてみましょう。
自分の行動で人間関係が改善できるのであればそれに越したことはないです。
上司との人間関係の克服法についてはこちらで解説しています。